努力の仕方を忘れた燃えカス21卒の就活メモ



△はじめに

就活なんてクソだと思ってる地獄の2021卒オタクがやさぐれながら深夜に書いている文章だということを念頭に置いて読んでいただけると幸いです。タメになるような事も、アドバイス等も書けません。終始自分語り、回顧し、反省点を並べています。

※入社後の事を最後に追記しました。


就活中落ち込んだり病んだりしてる方に、

「こんなゴミ人間でも就職できるんだし自分だって出来るはずだ!」

と、私の屍を乗り越えてほしいと思い、筆を取った次第です。



自己紹介

私は、実家住み私文系四大に通う女子大生で、普段はアイドルオタクをしながらアルバイトをしています。育ちと口と頭が悪いので、大学で強制受験したTOEICの点数なんて覚えてないし(紙も捨てた)、履歴書ではスッカスカの資格欄を、唯一取得していた『普通自動車第1種運転免許(AT限定)』の18文字で埋めていました。

極度の面倒くさがりで、陰キャでコミュ障、元々努力型だったのに大学入試で完全に燃え尽きた人間のカスです。


△燃えカスの就活備忘録

そんな私が就活やらなきゃ!と本格的に思い立ったのは3年の夏。とはいえ、1日インターンに1度だけ参加し、リクナビの合説に友人と1度参加した程度です。

本格的とは。

そして秋に1社、憧れていた出版社の1日インターンに参加しました。新幹線に乗って前乗りして、経費は4万近くかかりました。

この上記2社は、その後面接に辿り着くことなく、2月頃の書類選考で落とされました。

まさか自分が書類で落ちるとは思っておらず、当時は就活を舐め腐っており、ある程度進めると思ってたので(は?この私を落とす???見る目🈚)とか思ってました。どこにそんな自信が湧いてたんですかね。明るく書いてますが、実際はとにかく凹みました。

書類で落とされた理由は明白でした。

最後まで読んでも何が言いたいか分からない!

何一つ就活サイトや大学キャリセンのアドバイスを聞かず、完全自己流。こんなもんやろって感じでESを提出したからです。アホなんか。

自分なりに時間はかけて考えたつもりでしたが、今読み返すと、綺麗事を並べるばかりで、結局何が言いたいのか伝わって来ないなあと思いました。(他人事) 

当時の私に言いたい。時間かけるならちゃんと自己分析と、先人のアドバイスに則って書け。

また、後程判明したのですが、私は愚かにも4月頃までオープンESの中学卒業年度を間違えて登録していました(〇2014年→×2015年)。

これが選考に影響したのかどうかは定かではありませんが、少しでも不安の種になるような要素は潰しておくべきです。

私のように時間感覚にエラーを起こしてる人は、1度周りの友人と履歴書を確認することをオススメします。


話が逸れましたが、ESについてです。前の反省を活かし、ネットを駆使してESの基本的な書き方をするように心がけました。

学生時代、学業では累積GPA1.2という数字をを叩き出し、

サークルや部活にも入らず、ひたすらアルバイトとオタ活に捧げた私は

『学生時代に力を入れた事』

の欄で頭を抱えました。

(学生時代に?力を?入れたこと????ソシャゲとアイドルの追っかけですが…)

といった感じです。

オタ活の為にバイトを掛け持ちして学業そっちのけで馬車馬の如く働く、

もしくは低クオの自己満推しまとめ動画を制作してました。

 まあでも真面目に書くとしたら、アルバイトでのエピソードしかないと思いました。

私はただよくシフトを埋める、歴が長い(大学入学時から現在)だけの平バイトです。所謂ガクチカエピソードが本当に本当にありませんでした。顔と性格の良い男を追いかけているだけの己の人生の薄っぺらさに愕然としました。

 そこで私はエピソードを盛りまくりました。

罪悪感に蓋をして、他の従業員さんがやってくれたことをさも自分がやったかのように書きました。(ごちゃついていた売場の導線を整えました〜的なことを書いたと思います。)

仕方ない。だって無いもんは無いんやもん。

※後述しますが、盛る時は自分がどんな人間かを伝えられるようなエピソードにする事が大切です。功績ではなく、そこに至る考え方を伝えることが出来るように作りあげていった方がいいと思います。

あとは、アホすぎて恥ずかしいのですが、ある程度面接で突っ込まれても大丈夫なように、自分がやった事だと徹底的に思い込ませる作業をしました。強烈な自己暗示を掛けるという事ですね。具体的には、寝る前とかちょっとぼーっとしてる時に自分がやったという体で妄想してました。思い込みの激しいオタクで良かったです。おかげで面接でもスラスラと口からでまかせのエピソードが出てきました。(ゴミ)


次に面接についてです。

私の場合ESに書いたことを面接でも重ねて聞かれる事が多かったような気がします。

面接官に、「では、自己PRをお願いします」って言われて、(そこにそのまま書いとるやんけちゃんと読め)とか思ってましたが、今となっては書類の内容と、対面で話した時に矛盾点が無いかを確認していたのかな〜と思います。心の中でボロカス言ってすいませんでした。

就活は人の心を貧しくします。


ここまでで結局、何が言いたいかというと、他の就活ブログもあるように、

『話すことを企業によって分ける』

というより、

『ある程度同じ内容で固めていく事』

が大切なのかなと思います。結局それがあなたの個性という事になるんではないでしょうか、知らんけど。

志望する企業が多ければ多いほど、どこにどんな内容を書いて出したのか、管理が出来なくなっていきます。

どんな性格、考え方、経験の人を採用するかは企業によって様々です。そこに照準を合わせていく事は非常に難しいことだと思いますし、何より自分の本心を偽ったまま入社したら後々しんどくなるんじゃないかな〜と思います。

あと、何個もパターン考えるの超面倒臭い。あまりにも志望する企業が増えると一つ一つにかけられる時間が減るので、説明会を聞いた後に本当にその会社に入りたいかどうか、ある程度絞っておくのが得策かと思います。手が回らなくなります。

※ちなみに偽りという点に関して、先程エピソードを盛る話をしましたが、あれはあくまで自分の考え方を伝える為の手段だと思ってるのでこの限りではありません。私はカスなので自分に都合のいい解釈をします。


ただ、『志望動機』で企業に「御社のこことここが魅力的!だから入社したい!」という志望意欲を伝える為に対策は絶対必須です。

志望動機さえちゃんと話せたら、あとの質問はよっぽど変な事を言わなければOKだと思います。

採用担当者からすれば、面接に必要な準備も整えられないような人間、欲しいわけないですよね。私が人事なら要らんもんな。本当に行きたい会社のことならきちんと調べる筈、というのがきっと一般的な考えです。それができていない、してこないということは志望度が低いと看做されて当然だと思います。

私はめんどくせえな〜と思って、面接数時間前までに説明会を思い出したり、会社のホームページを見たりして臨みました。オンライン面接の時は、ノーパソのカメラの死角に会社のパンフを置いてチラ見してました。今思えば、私が面接や書類で落ちまくった理由はここなんだろうなと思います。ここは本当にやっておくべきだったなと後悔してます。


そして、『ガクチカ』『自己PR』『長所短所』。これはリクナビなどの記事に則って書いたものを使い回してました。それら以外の質問が来た時は脳裏に詰みの二文字がよぎりました。

でも、何を聞かれているのかよく噛み砕いて考え、自分が先に言った事や履歴書と矛盾しないように、明るく笑顔で目を見て答えさえすれば大丈夫だと思います。( コミュ障で人の目が見れない人は相手の眉間を見つめればいいと思います。内定先の人事の方は、説明会の時から傾聴姿勢が素晴らしかったと褒めてくれました。𝑳𝑶𝑽𝑬  ) 

相手はちゃんと日本語で話してくれるので、ハ?何語?みたいな質問はそうそう来ません。

趣味の話を聞かれることも多かったので、ドルオタの私は、音楽鑑賞( 推しのMV )と旅行( 弾丸夜行バス遠征 )ですって答えてました。これは私たちの緊張を解すための質問なので、あまりうまく答えられなくても引きずらない方がいいと思います。

あとは質問の意味が分からんかったり、回答の時間を稼ぎたい時に、「〜ということでよろしいでしょうか?」と、質問の意味はこれで合ってますか?っていうのを別の言葉で言い換えて聞き返してました。理解力があるということをアピール(?)できる上に、時間稼ぎにもなるのです。

小賢しいですね。


色々と晒してきた恥を話していますが、もちろん面接対策はするに超したことはありません。でも私はとにかく就活の事、というか自分の事を考えるのが嫌だったので最低限以下の対策しかしていませんでした。大学のキャリアセンターや外部の支援団体にも一切頼りませんでした。

入室マナーとか全然知らん。

奇しくも、フローが全てオンラインだったのが救いになりました。


2月頃に本命が全滅したあと、こんな感じで4月〜6月まで業界を絞って20社ぐらい説明会と面接を受け続けました。そんな私の終活は呆気なく訪れ、6月頭に第8志望ぐらいだったA社( 恐らく向いてない総合営業職 )から内定を頂き、しかし土日祝休みを諦めきれず7月頭まで粘りました。

ただ。1社内定を貰った時点でモチベが枯れてたので最後はあっけなく一次面接で落ちました。

結局、内定を貰えたのはそのA社のみでした。私程度の頑張りでは妥当だし、むしろ何で内定くれたん?正気か?という気持ちの方が大きいです。ここに決めて就活を辞める判断が良かったのかどうかはまだわかりません。

しかし、この状況下で採用してくれた御社だいちゅきぴになっちゃってるので、ここでとにかく頑張るしかねえな〜と言う気持ちです。拾ってくれた恩は返したいです。追記あり


△最後に

この就活は私がお花畑オタクだからこそ耐えられたと思います。Twitterでは人生の先輩のオタクフレンズがたくさん励ましてくれました。リプが優しすぎてボロボロ泣きました。

そして、インスタライブでは推しがコメントを拾ってくれて、「就活大変だよね…がんばれ!がんばれ!って応援してるから!」って言ってくれました。

瞬間、冗談抜きで

全ての負の感情が吹き飛びました。すご〜い!

本当にめちゃくちゃ元気になれるので、心折れそうな時に録画を見返しては頑張らなきゃ!と奮い立たせました。1人で1000回は見ました。私にこんなエネルギーが残っていたのかと驚くぐらいウォーッやるぞ!て思えました。

逆にその動画をキメてないと、説明会に行く途中で萎えて帰ったりしてました。(?) 


特に就活解禁の3月あたりは、ただでさえ死ぬほど楽しみにしていたライブや特典会、リリイベやオタク友達との鑑賞会が尽く中止になって、完全に自暴自棄になっていました。

コロナ渦で就活なんて出来るかクソバカゴミアホ!って思ってましたし、言ってました。

連日Twitterで友人と荒れ狂ってました。

『最終面接 お祈り』で検索かけてました。(最低)


 両親はあまり介入してきませんでしたが、内定貰った時に「そこで決めて本当にいいのか?もう少し頑張ってみたら?」と言われ(今思えばキレる要素は無い)、めちゃくちゃ一方的にキレて泣きながら部屋で暴れたりもしました。頑張れって言われるのが1番鬱陶しく思ってました。ちゃんとやってるし!(やってない)うるせーなババア!と遅めの反抗期が来ました。

でも最後の希望が絶たれ、やっぱりここに決めるねと報告した時に「じゃあ、お祝いせなな」と言ってくれてやっぱり泣きました。初任給で親にプレゼントする気持ち、分かりました。

そして、1番心穏やかに過ごせていたのは推しグループの動画を見ている時でした。

情緒がズタボロになって手負いの獣のように凶暴なっていた私。推し自身もせっかく大学に入学したのに登校もできず、コロナ渦でライブができない中、配信で日々楽しませてくれる、ファンに寄り添いながらも先を見据えて諦めない姿勢に本当に勇気を貰えました。私も私なりに就活にで病んでたまるかと思いました。

就活中は、推しの徳の高さが眩しい〜!

後光に焼かれるの気持ちいい〜!

○ね就活!

この感情が全てでした。

とにかくやっぱり就活においては、スターダストプロモーション所属9人組ミクスチャーユニットSUPER★DRAGONしか勝たんのでYouTubeでライブ映像を見てくださ〜いよろしくお願いします。


https://www.youtube.com/playlist?list=PL5yurCQ3g75b6MYOy_BeVWS5HK9Ly0mIP


長くなりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。

私みたいな運頼みにならないよう、計画的に準備して頑張ってください。


追記

ヤケクソで決めた内定先でしたが、入ってみると想像以上に同期が多く、先輩社員も気さくでここに入社してよかったなーと思います。

また、研修中の態度が評価されたのか、希望していた業務ができる配属先に決まり、充実した新入社員ライフを送らせて頂いています。

福利厚生や休日なども大切ですが、

結局は人やなー

と思いますし、人事課以外の方と関われる機会があれば積極的に質問して、社内の雰囲気を掴んでおくと良いのかなと思います。

そして、入社後に人事の方とお話してると、

面接官に不快感を抱かせないような受け答えができるかどうかで判断していた

と仰っていました。例えば、長々と同じ事を繰り返す、これを鬱陶しいと感じる面接官もいます。勿論これだけが基準になっていたとは言えませんが、内容に自信が無い方は、

大きな声で

明るく

ハッキリ

簡潔に話す

これだけでも結果が変わるかもしれません。

私は声が小さいのですが、面接の時だけは別人格か?てぐらい頑張って明るく話すようにしてました。


おわり!